カノキド小説
「ひっ…ごめんなさい!」
「なんか盗み聞きされちゃったみたいだし、僕はそろそろ帰ろうかな。決意表明?も聞けたしね」
鹿野は立ち上がり、部屋を出ようとした。
「待ってください!」
「…なぁに?幸助君」
振り向いてまた笑う。
だれにも心を、わからせないように。
「あんたは__つぼみに何をさせたいんすか!」
「…何が、したいんだと思う?幸助君」
からかうように、鹿野は首を傾げて笑う。
かっと体が熱くなり、殴りかかりたい衝動に駆られる。
「君の決意表明はわかったし、君が俺のこと嫌ってるのもわかった。だからあえて言うね」
鹿野は幸助を指して言う。
「だから、何?」
「___」
「君とつぼみがものすごく絆があることもわかった、全部わかった。だから何?そんなの、僕が君に対して遠慮を持つ理由になるわけないじゃん、馬鹿だねー」
幸助は呆気にとられる。
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