第５話

• ハイラノ
• オリジナル

第５話

' 実は告白された時"しまった…"って思った。 '

やっぱり私の事好きじゃなかったんだ。

' だったら何で… '

私の言葉を遮るように、赤葦くんが喋りだす。

' 好きな子には、自分から告白したかったから、先を越されたと思った。俺、昔から表情があんまり変わらないし誤解される事もあるけど、○○の事は好きだよ。だから、告白された時もOKした。でも、○○が… '

' ごめん、赤葦くん…(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ '

赤葦くんの言葉を聞いて、涙が出てきた。

一人で不安になって、赤葦くんの気持ち考えてなかった。

' 俺の事が嫌いって事？ '

' 違う。私一人で不安になってて、赤葦くんの気持ち考えてなかった…ごめんなさい…(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ '

私は全て赤葦くんに話した。