先生恋日記２２

7月10日
昼休みに一研究用の英文の本を図書館で借りることにした。でも、どんな本にすればいいんだろ…私はＡ先生に聞きに行くことにした。友達のHについてきてもらった。
「ねぇ、最近Ａ先生めっちゃピリピリしとるんやって。なんか１Bが問題だらけやで」Hの妹は１Bだから、いろんな情報が入ってくる。でも、まあ大丈夫でしょ？職員室で待っていると、Ａ先生が来た。「あ、せんせー」「何」あ、本当にやばいかも。「あの一研の本ってどれぐらいのサイズがいいですかね。」「こんぐらい」先生は手で大きさを示した。結構小さくて、私はわざとおどけて見せた。「そんだけぇっ？」「うん」ん？いつもならもっと反応あるのに…って、ダメだ私。先生彼女いるって。お礼をして、私は図書館に戻った。最近、彼女いること認めたし、もう私が入る隙間なんてないよね。本当に、諦めなきゃな…