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次第に会話がなくなっていく帰り道。
何かを話そうとしても、その会話が弾むことはなくて。
一方通行になってしまう。
ついには交わることがなくなった声と声。
「…じゃあ、またね」
こんな会話もなければ、すぐに私達の分かれ道は来てしまって。
この別れるときの時間が一番嫌いだ。
すごくもどかしくて、悲しくなる。
昴からの答えはなく、その隣から離れていく。
やっぱり、なにかあったのだ。
何も話さなくて。
目も合うことはなくて。
いつもと全然違うのだから。
真。(活動お休み
ゆるり。ふわり。ひらり。