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拓翔 Side
編集中だって視界に捉えてしまう、菜々李のこと。
でも、その菜々李の視線は俺じゃないこともわかってしまう。
それはそうに決まってる。
あんなに楽しみにしていた。
その姿を俺は知っているから。
でも、よく考えれば知りたくないことも知るわけで。
辛いに決まってる。
少しでも笑顔に。
そう思うのは好きだからに決まっていて。
それ以下でもそれ以上でもない。
ただの気持ち。
それも今までで充分わかってる。
それでも、菜々李は気づかないから。
いつも空回り。
「君が櫂?」
真。(活動お休み
ゆるり。ふわり。ひらり。