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「美沙ぁー!早くしないと、もう健人くん来てるわよー!」
お母さんが1階から大きな声で言った。
「はぁ?もう来てんの?」
私は慌ててベッドから起き上がる。
いつもはこんなに早くないのに…!
バタバタと駆け回り、朝ごはんは食べず、髪を乱雑に結んで
「いってきまぁーす!」
と大きな声で言って戸を開けた。
「おせぇよ!」
すぐに聞こえる大好きな声。
「うるさいなぁ…お前今日早くね?」
私が言うと、健人は
「だいたい、なんでいっつもお前ギリギリなんだよ!」
と私の頭を軽くぶちながら言った。
「ちょ…いったぁ!」
私もやり返す。
私達は幼馴染。
喧嘩友達みたいなもので、昔から喧嘩ばっかりしていた。
そんな私、山田美沙は、こいつ、杉山健人が大嫌いだった。
会うたびに暴力、口も悪いし、私だけこんな扱い。
だけど…
そんなある日、事件が起きたんだ。
ヾ(・ω・`)ネェネェ 下まで読んでくれたら嬉しいです!🍓 私が好きなもの💕は… Honey Works、かげプロ、嵐、窪田くん、ラプンツェル、卓球、ゲ...