さよなら片想い @第4話
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花恋side
ドキドキする気持ちを抑えながら周平の首に手を回して背中に乗った。
そして周平は来た道を戻っていく。
「え、大丈夫だから、バッシュ見に行こうよ」
きっと周平は気を使っているのだろう。
でも私ごときの体調で...。
「黙って寝てれば?てかお前軽すぎ。飯食え」
「う...ん...」
周平が放つ雰囲気は...あの日の時のようだった。
私は怖くなって周平の背中に埋もれた。
「ごめん...ね...」
「ん?なんか言った?」
「んー...眠いなあって...」
気づいたら周平の背中で寝ていた。
ちろる
低浮上中