あなたの
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あの日、川に落ちてから
あなたに救われたときから
あなたと毎日会っていた。
時には一緒に泳いだり、
時には木漏れ日で眠ったり
あなたの肩に揺れていた
木漏れ日が私は大好きだった。
ある日別れは突然訪れた。
「コハク、また明日」
「あぁ…。またね、千尋」
私の言った明日はこなかった。
そしていつしか私はあの日々を
思い出せなくなっていた…。
痛い。体が重い。
川が土に埋められていく。
このまま消えていきたく…ない!
またあの子に会いたい…。
いつかまた会うために。
…あの魔女のもとへ行こう。
「今からお前の名はハクだ。」
いつしか私はあの子の名前も自分の記憶も…
わからなくなっていた。
そらまめ
そらまめです! ジブリやボカロ、カゲプロが大好きです。 ジブリではポエム画像や、歌詞画 カゲプロではイラストを、投稿しています。 ※ポ...