悲しき双子《another》with花宮4
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「まゆ、明日暇?」
「え?う、うん…」
「じゃあ、私んちで手作りチョコ作ろう!手作りの方が一番喜ぶと思うよ!」
「いいの!?あっ、でも、私…料理下手んだよね…」
「大丈夫!!私が教えるから!んじゃ、明日再開した場所でいいかな?」
「うん」
じゃあ、おやすみと言って、まゆとの通話を切った。
「バレンタインデー忘れてたぁ…」
はぁ…と言いながら、ボスンっとベッドに体を倒した。
すると、ベッドの下からコロコロと毛糸が1玉転がってきた。
「…!!、そうだ!!」
私はまた良い事を考え、転がってきた毛糸1玉を取り、編み物をし始めた。
翌日____
まゆが私の家にやって来た。
名無しさん