no title
夏帆さんに今日のことを説明する
ケーキを渡せたこと
クラスの中心に少しの間だけなれたこと
乾君に告白しかけたこと
告白できるチャンスを自分で潰してしまったこと
自分がすごく悔しいこと………
「そっか、色々あったんだね……」
夏帆さんの電話越しの優しい声
いつもみたいに元気溢れてる声じゃなくて、心を包んでくれるみたいな声
「はい……でも、悔しいのが1番で……」
「あのさ、麗華ちゃんさ、
そんなに悔しがらなくていいと思うよ?」
「えっ……?」
「だってさ?日本に麗華ちゃんみたいに悩んでる人何千いや、何万人っているかもしんないんだよ?」
「しかも、その人達が全員告白しようとおもって、すぐしてないんだよ?」
「むしろ、麗華ちゃんみたいに告白手前なんていってない人もいるくらいだからさ」
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...