判決
「それでは、こちらです。」
ここに来た時、最初に案内された部屋にまた案内される
そこにいたのは、俺を裁くニホンイシガメの神様
「それでは、オヌシの裁判を始める」
だだっ広い部屋にその声が響く
言われなくても俺は地獄行きなのだ
「現世では、普通に生活を送っておりこれといった悪さもしておらん」
「普通ならば、天国に行った後転生じゃ」
普通ならばと強めに言われる
「だが、現世に行ったよな?オヌシ」
当たり前だけど、バレている
「はい…そうです。」
「何か言うことは無いな?」
「自分のわがままで行きました。
アイさんは悪くありません」
地獄でもなんでも後悔はない
ただ、アイさんにも責任が発生するならそれは間違ってる
「わかった
では、判決を言い渡す」
「オヌシは、天国には行けない。
下手したら地獄より酷いところに行ってもらう」
「現世じゃ」
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...