音
「だから、真似して自分の部屋で寝てみたんだ、なんとなく」
少しはにかむように笑いながらいう
「そしたら、家族全員の夢で話せたんだよね」
「なのに、確認はしなかったの?」
「なんか、いなくなったのにいつまでもいるのは野暮な気がしたからね」
また、少しはにかむように笑う
さっきとは違うのは目が哀しくて遠くを見てる目
やっぱり思い残した言葉があるんだ
やり残したこととか伝えたいことが沢山あったのがわかった
何かいってあげたかった
けれど、レイの目から哀しみをなくす言葉を私をしらない
炊飯器が炊ける音がする
その音が何も出来ない私の心に響いていく
その後味噌汁と野菜炒めを作ってく
隣でレイが色んなことを話してるけど耳から入るけどそのまま反対側に流されてく
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...