夕飯
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「ね、いいだろ?」
「わかった…」
あまりのしつこさに折れてしまう
その言葉を聞いたレイは子供のように嬉しそう
2週間も何も食べなかったら死なないとはいえ嬉しいものなのかな?
「その代わり、量は少ないからね」
レイにあげるおかずは私とお母さんのから少しずつ減らした分と冷凍のご飯
少しの量でも美味しそうにレイは食べる
本人は味わっているのだろうけど量が少ないし、久しぶりに食べるのだからあっという間になくなる
食べてる姿だけ見ると本当に生きてるみたいだ
「ごちそう様でした!」
手を合わせきちんと礼をする
すごい満足そうな笑顔
その笑顔にびっくりして、心臓がドキッとする
コーヒー男爵
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...