小説 短編 僕の天使ちゃんと恋愛中
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恋愛小説など興味はなかったが、その帯がやたら濃い色だったため目をひいた。
「(どういう意味だろう。なんだか大げさすぎないか?)」
悪いけど、正直少々馬鹿にした。ごめん。
だって、わからない。なんだろう、それは。
ふと、隣の彼女を見てみる。
彼女のゆるいニットがゆれていて、無邪気な笑顔が胸にくる。
うう、可愛いぞ。…うわ、本当に変態くさい。やめてくれ、僕よ。気持ち悪いなあ。
でも、可愛いんだ、本当に。しょうがないだろう。
「あ、そうだ!今日ね、ーーで、ーーなの。だからーー…」
可愛らしい声がふふふ、と転がる。笑い声にさえため息が出るほど愛らしい。
「それでね、ーーーが、ーーー…だったの。」
隣を歩いていた彼女がくるんとこちらを見る。
ああ、ダメだ。
雨日和
画像とかまだまだ未熟ものですが そんなわたしの画像でも好きになってくれる 心優しい方はフォローお願いします! 小説始めました。 拙い文...