225話

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すると和葉が朝まで着ていた子供服を見て言った。

和「さっきまでこんなちっさい服着てたんやね。」
蘭「ほんと、今じゃ信じられないよ。」
志「まぁ、初心を忘れないためにもその服捨てないで、残しておけばいいんじゃないの？」

志保が和葉にそう告げると、新一が志保の事をいぶかしげな目で見ていた。

志「何？」
新「いや、お前にもそんな心構えあったんだって思っただけだよ。」
志「あら、いけないかしら？それに、あなたこそ幼児化した時の心は忘れない方がいいんじゃなくて？」
新「はぁ？」

志保はやり返さんとばかりに新一を見る。

志「あなた、江戸川コナンだった時、相当な苦労をしたはずよね？"蘭さんの隣をいつも陣取る事が出来なくて"。」

志保のその言葉を聞いて、新一の顔は一気に赤くなった。