yu〜低浮上様リクラノ 1
「はぁ...」
今日で何回目のため息だろうか。
同じことを頭の中で、ずっとぐるぐると考えている。
...悩み事なんて久しぶりだ。
いつも明るく振る舞っている私も、さすがに今はそんな気力はなかった。
「ゆうか、さっきからどうした?」
「っ!?あ、いえ...」
木兎先輩にいきなり声をかけられ、私はとっさに貼り付けの笑顔でなんでもないです、と返す。
そうだ、今は部活中だ。マネの仕事に集中しないと...
気持ちを切り替え、私は仕事に打ち込んだ。
────
「お疲れ様でしたー!」
練習後。支度を終えて帰ろうとした時だった。
「ゆうか、ちょっといいか?」
後ろから木兎先輩の声がかかる。
「あ、はい...?」
用件はなんだろうかと考えながら、私は木兎先輩のあとをついていった。
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