声に恋して、恋されて ♡8
そう、この人、同じクラスの問題児の1人、藤井流星。
暗闇でよく分からなかったけど、今ならハッキリ分かる。
授業はサボるし、出席しても寝てるし、
いっつもマイペースな人……
○○「全然気づかなかった」
藤井「俺も、気づかへんかった。
○○かぁ、よお見れば制服やんw」
○○「まさか、ここが藤井くんの家とは…」
藤井「あ、暗いし送るで?ここで会ったんもなんかあると思うし。送る送る。ちょっとまっとって」
" いいのに " と言おうとしたけど、その時にはもう、靴を履いて少し前を歩いていた。
○○「…はっやw」
私は断るのを諦め、藤井くんの隣に並んだ。
藤井「初めて」
○○「ん?なにが?」
藤井「女の子とこうやって歩くの」
○○「ほんと!?」
藤井「うん」
○○「あ、そうだよね。藤井くん女の子と話してないもんね。
…なんで話さないの?」
🔽open🔽 皆さんみたいな素敵な方々と絡めるって 本当に奇跡的だし、当たり...