＃６ 結末
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─No.side─
山口(中身は月島)「…ん」
山口の姿をした月島が、ゆっくり目を開いた。
白い壁、白い天井、アルコールの匂い。
間違いなく、保健室だった。
月島(中身は山口)「ヅッギィィィ」
菅原「おっ月島！戻ったか！」
山口「…山口！？言ったのか、おいっ」
月島「バレた」
山口「…馬鹿デショ」
月島「ごめんツッキー！」
その刹那、ポンッという軽い音と共に2人の躯が元に戻った。
山口(中身も山口)「おおっ！視線低い！」
月島(中身も月島)「視線戻った…」
もしかして、と菅原は呟いた。
菅原「いつものやりとりをすれば戻る、っていうことなのかな…」
山口「何か言いました？」
菅原「何でもない。けど…普通って良いな」
月島「その通りです」
宮瀬幸雲@スガ宮
どうもっ！ 宮瀬幸雲(みやせ こううん)です！ 夢と腐を両立する馬鹿です。← 基本無言フォローです！すみませんがよろしくお願いします…！ ...
