沖神
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神楽side
ワタシは久しぶりに地元へ帰ってきた。結婚式場にて、隣に立っているのは高級ネクタイが似合うトッシー。トッシーとまた普通に話せるようになったのは、彼が大人だから。式場では友達の顔をして会いに来てくれた。傷付けたからこそ願う。彼に幸せになってほしいと。
土「なんっつーか、すげぇ偶然だな」
神「まさかアネゴとゴリが結婚するとはナー」
差出人の名前を見たときは本当に驚いた。まさかトッシーの中学の同級生だなんて。ワタシは首を巡らせて招待客を確認する。そうゆうことなら彼だって新郎の友人のはずだけど…いない。
神「沖田は来ないんだナ。冷たい奴アル」
土「おー自然に懐かしんでるじゃねーか。大したもんだ」
そんなことを話していると、元クラスメートのジミーが言った。
山「あ、そういえばうちの校舎取り壊されるらしいですよ」
神・土「はぁ!?」
ワタシとトッシーの声が重なった。