さようなら、恋心 ( 2 ) │爆豪勝己
その中にはもちろん爆豪勝己という人間も含まれていて
オールマイトという平和の象徴を失った今、この戦いで死柄木弔に打ち勝った者こそが次世代のNO.1ヒーローとして認められそして平和の象徴という名誉を手に入れることが出来る
そう誰もが想定し、意気込んでいた
もちろん私も、爆豪も。
の、はずだったのだが
(なにやってんの、私…)
どうして私はこんな所で倒れているのだろうか
( …頭、痛い )
ズキズキと大きな鈍器みたいな物で殴られたようなこの感覚に嫌気を感じながら必死に目を開けようとする
しかし残念ながら頭以外にも腹部あたりの出血が酷いらしく相当血の消費量が激しいのだろう
目を開けようとすればするほど意識は遠のき瞼は重くなる一方だった
それでも今こうやって横たわっている私を抱きしめ支えてくれる人が誰なのかはわかる
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