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「…礼は言っておこう」
小さく笑いながら、広津さんは応えた。
頬を緩ませて、自分よりふたまわり以上大きな身体を見上げる。
「……老いぼれに、勘違いをさせるとは君も罪な娘こだ」
『私は、ずっと前から貴方の事、上司だなンて思ってない。』
「それは、期待をしても良いと言うことかね?」
小さなリップ音で、yesを表す。
少し驚いたように目を丸くした彼。
広津さんは、ふ、と笑みを戻すと、返事をするかのような接吻を私に落とした。
~Fin~
過去作品を少し変えました。
うさぎ丸
2021/01/26更新 【PROFILE (雑)】 名前 お好きなように(( 誕生日 8/1 青い鳥 @Ra_Bi_3 取説 チキンです🐔 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 【諸連...