USAさんリクエスト 2
悍ましく…そして、血が熱くなる様な光景ののち、光り輝く蝶が辺りを包んだ。
『谷崎さん!?ご無事ですか!?』
「心配いらないさ。妾の治癒の制限として、まずは瀕死にさせないといけなくて、ねェ」
『その割には嬉嬉としてらっしゃったようですが…』
成程…
これは、確かに。どちらの意味でも“凄い”。
『あの…私も手伝います!』
─────何にせよ、唆られる話ではないか。
その日、探偵社員は恐ろしい鬼神の結成を目の当たりにしたという。
***
「何だい、アンタもいける口かい?」
『与謝野先生こそ!先生の異能が之程素晴らしい異能だとは!』
女子トーク、まァそう言えるのかは解らないが、に勤しみながら帰路につく私達。刹那、鉄分の匂いと堪えられない程の前兆が脳髄を貫く。
先生!と呼び掛けると、判ッてる、というように頷かれた。招かれる様に路地裏へと足を踏み入れる。
2021/01/26更新 【PROFILE (雑)】 名前 お好きなように(( 誕生日 8/1 青い鳥 @Ra_Bi_3 取説 チキンです🐔 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 【諸連...