忘れ傘 16
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次に映った映像に私の心臓は今にも破裂するのではないかと思うほど早鐘を打っていた。
『次のニュースです。本日の夕方頃、建設現場の作業員の操作ミスか鉄骨が落下し、一時的に道が封鎖されました。幸い、この事故による怪我人はいませんでした。』
しばらく呼吸を忘れていた私は、大きな息を吐いて座り込んでしまった。夢、と表現していいのかわからないあの光景はなくなった。そう思っただけで、熱くなっていた血が一気に冷たくなり体を巡るのを感じる。なんにしてもこれで安心した私は、キャスターの人が読み上げる次のニュースを半分ボーッとしながら見ていた。
殺神屋
殺神屋ですヽ( ´ ∇ ` )ノ よろしくお願いします お返事が遅くなってしまう時もあります。そのときは、申し訳ありません。