6話です!誰もまっていないww
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そんなある日。
「アルミン〜…?」
最近千華は、夜に医務室に来ることが多かった。
きっと忙しくて、夜しか自由な時間がないんだろうな…
それなのに、千華は僕の所へ来てくれている。
今日は、寝た振りでもしようかと思った。
「………」
「アルミン寝ちゃったのかな…」
千華の声はとっても悲しそうだった。
足音がこちらに近づいてくる。
「アルミンが早く良くなりますように。」
薄目を開けてみると窓の外の星へ一生懸命に指を組んで願っていた。
その手がいきなり僕の手を掴んで、指と指が絡まり合った。