13
この日、私達はいつものようにあの公園に行った。
この日はなんか頭が痛くて、正直すぐ帰りたいっていう気持ちもあった。
「恵美?聞いてる?」
直樹には言ってないから、話を聞いてない私に何度も言ってきた。
「…ん?ごめん」
「恵美、変だぞ?」
直樹が私の顔を見る。
直樹には知られたくない…
「なんでも…」
「どうした」
「なんでもない…」
「なぁ」
ちょっとしつこくない?
頭も痛くてイライラしていた。
「だからなんでもないってば!」
声を荒げてしまった。
ハッとして直樹を見ると、驚いたような顔をしていた。
「…ごめん」
直樹は寂しそうな顔をして
「や、しつこかったよな」
と言って腰を上げた。
「ごめん。今日もう帰るわ」
直樹はそれだけ言うと行ってしまった。
怒らせた…?
直樹なら…大丈夫だよね…?
私は胸にモヤモヤしたものを抱えたまま公園を後にした。
ヾ(・ω・`)ネェネェ 下まで読んでくれたら嬉しいです!🍓 私が好きなもの💕は… Honey Works、かげプロ、嵐、窪田くん、ラプンツェル、卓球、ゲ...