支え
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「ダメ〜？って言われても。。正直、困る。」
「俺なら、紗南のこと守れる！」
「誰から私を守るの？」
「それは……」
『守る』とか言われても何から守ってくれるのかもわかんないのに。。
あっちゃん……。
あっちゃんならなんて言う？
「誘拐犯。」
驚いて、弘毅くんの顔に目を向けた。
「なんで……？」
「篤志が前に言ってた。紗南って誘拐されたことあったんだって？」
ドクンドクン……
苦しい……、怖い…………
ﾊｧ-ﾊｧ-
息がだんだんと荒くなって、過呼吸になる。
「紗南……？紗南っ！……」
意識が遠のいてきた。
……助けて。
The Wanted
恋愛小説書いてます！読んでくれると嬉しいです。 今まで書いた恋愛小説↓ ・手の届かない放課後 ・ライオンな私とオオカミな彼 ・そばにい...
