2ー2
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「おはよ、蒼空」
「あっ…お、はよう…」
想像以上の距離の近さに、心臓が跳ねた。
私の彼氏、翔だ。
「ちょ、ちょっと近い…!離れて」
「やーだー」
なかなかの甘えたさんである。
終いには、
「蒼空っていい匂いするよねー」
なんて言いつつ、首元に顔を埋めてくるから、
「もー朝からラブラブ♡」
茜にそう言われて撃沈。
触れられるのがイヤなわけではない。
決してそういうわけではないが、
─────周りからの、とくに女子からの視線が痛い。
小さく、溜め息をついた。
Nami☆
恋愛小説書いてます! よかったら、1話だけでも読んでいってください♪ アカウントは5月31日に消します、今までありがとうございました!!...