218話

• 名探偵コナン
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新「ちょっと行ってくる。」

そう言い残して、子供達が電話に夢中である事を確認して、裏口へ進み、阿笠邸へと向かっていった。
蘭と和葉も、子供達だけの方がいいと思い、そっとその場を離れた。


……阿笠邸……
博「おお、新一もきたのか。いま、志保君がそっちで話しておるよ。」

そういい、志保のいる方を指差す。

新「さんきゅー」

志保はテレビの前のソファに腰掛けて、コナンが使っていた蝶ネクタイ型変声機を使用しながら電話をしていた。新一は志保の向かいに座る。志保は新一が急に現れた事に一瞬驚いたが、そのまま電話を続けた。


少年探偵団side
歩「最後に声が聞けるなんて思わなかった。」
哀『ごめんなさいね、何も言わずに行ってしまって。』
元「そうだぞ！水くさいぞ！」
哀『私も最後にもう一度会いたかったわ。でも、笑顔でいられる自信がなかったのよ。あなた達とは笑顔でお別れしたかったしね。』