伊野尾慧 小説
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裕翔くんはまたさっきよりも深くお辞儀をした
「レイナちゃんのこと大切なんだね」
私の言葉に顔を上げた裕翔くん、心做しか少し頬が赤らめていて
「はい。とっても」
迷いなく真っ直ぐな目でそう答えた。好き、なんだろうな。恋か愛かは分からないけど、裕翔くんにとってレイナちゃんが特別なのは見てればわかる
「それじゃあ、これで。」
もう一度軽く礼をして車に戻ると2人はそのまま帰っていった
「私も、帰ろ」
家に帰ると慧への返信をしてなかったことに気づき
モヤモヤしながらも、結局答えは決まっていた。
「私だって、愛されたいよ、慧…」
"わかった"
そう返信して私はそのまま眠りについた
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あさてり🎓
あさてり🎓と申します。 気ままに投稿いたします🐢 予定はなく気分で小説も書いてます✍️ テキトー王子に永遠片思い📮_____💌.