伊野尾慧 小説
────
これが恋愛感情からされてる行為じゃないことくらい自分が1番わかってる、でも求められていることが素直に嬉しいんだ
「しょうがないな。今日は一緒にいてやるから。ほら、戻るよ」
本当にしょうがないのは俺の方だ。体の向きをかえてレイナの表情を伺う。
「裕翔…」
この安心したような顔。昔からこの顔にはめっぽう弱い。
「ふふふ、ありがとう」
そう言って更にぎゅっと俺の体に抱きつくレイナ。
大丈夫だよという意味も込めて頭を撫でてやり、うちに戻った
「あのね」
「なに?」
お互い風呂に入ったりご飯を食べたりしたあと
俺はソファーに座りながら雑誌を読んでいた、すると
レイナが隣に座ってきてやけに改まって話し始める
「今日、偶然慧くんにあったの」
「…え?」
────
あさてり🎓と申します。 気ままに投稿いたします🐢 予定はなく気分で小説も書いてます✍️ テキトー王子に永遠片思い📮_____💌.