伊野尾慧 小説
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「…え?」
突然の報告に驚きが隠せない
「慧って…、伊野尾慧、、、?」
「そうだよ」
そう答えたレイナの表情が読みとれない。レイナはそいつに会ったことどう思ってる、、?
「まぁ、話しかけたら避けられちゃったんだどね」
えへっと下手くそな作り笑いがツラい。確認なんかしなくてもわかる、それがレイナの涙の理由だ
「まだ好きなんだよな」
「うん、大好き」
好きなやつに避けられて凄くツラいはずなのに、大好きと答えたレイナの顔は愛しさで溢れていて、それが悔しくてたまらない
「私もう二度と会えないと思ってたんだ。奇跡でも起こらなきゃ会えるはずないって。でも、会えた。ずっと会いたくてたまらなくてあの日のこと謝りたくて後悔してたの、、」
「でも、無理に会おうとするとまた傷つくことになるだろ」
そんなの、見てられない
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あさてり🎓と申します。 気ままに投稿いたします🐢 予定はなく気分で小説も書いてます✍️ テキトー王子に永遠片思い📮_____💌.