あの頃のまま。4
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「え…?」
「莉佳、知り合い?」
せりが小声であたしに問いかける。
だけど、誰…?
全然見覚えがない。
「ん?哀斗、こいつ知ってるの?」
カチン。
またこいつとか…!!
「ああ。莉佳だよな?俺だよ。橘中の頃、一緒だった黒木哀斗」
あい…と?
嘘だよね…
「哀斗…?」
「うん。久しぶり」
青崎修に気を取られていたからか、哀斗にあたしは気付かなかった。
哀斗は、あたしの初恋のひと。
そして、諦めなくてはいけなかったひと。
よく見ると、哀斗は中学の頃と変わりなくてん
あたしが好きだった哀斗が目の前にいる事実が信じられなくてん
言葉が出なかった。
みう
たまに更新します🙌 ※ペア画の受付は現在しておりません 恋愛小説書いています。 まだまだ下手ですが、読んでいただけたら光栄です。 あの...