あの頃のまま。41
「…お前らさぁ、いい加減にしてくんねぇかな?」
修のしびれを切らしたような声が隣から聞こえる。
「ま、まぁまぁ!とりあえず修の誕生日なんだし!」
せりが気を効かせて修を和ませる。
あたしと哀斗はたまに目が合っては逸らすだけで全く話してない。
「そこまでされるとさ、全然楽しくねぇんだけど?」
何も答えないあたしと哀斗に修はそろそろ限界なのかも…
「…あーもな!お前らちょっと来いっ!」
「えっ!どこ行くの??」
あたしの問いかけ何か無視して、あたしと哀斗は修に掴まれて隣の部屋へ押し込められた。
バタン!…ガチャ
「しばらく反省してろ!」
「「はぁー!?」」
あたしと哀斗ははもるように叫んだ。
そんな叫びも聞かずに修がドアから離れて行く足音が聞こえる。
あたしは哀斗とまた目が合ってそらしてしまった…
どうしてこんなに気まずくなるの?
たまに更新します🙌 ※ペア画の受付は現在しておりません 恋愛小説書いています。 まだまだ下手ですが、読んでいただけたら光栄です。 あの...