3話
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藍「お兄ちゃん一緒に寝てもいい?」
自分の枕を持ってお兄ちゃんの部屋に行った。
中「ん?いいぜ」
私が入れるように布団を捲ってくれた。
中「眠れねぇのか?」
藍「うん」
煙草を灰皿に捨てると私を抱き寄せて頭を撫でてくれる。
中「薬は飲んだのか?」
藍「飲んだけど…眠くならないの」
中「明日にでも病院で貰ってきてやるよ」
藍「ん」
中「探偵社で楽しくやってるか?」
藍「うん」
中「藍が来なくなってから姐さんが寂しがっててよ…鏡花も探偵社に入っただろ?」
藍「うん」
中「休みの日にでも姐さんに顔ぐらい見せに行けよ」
藍「わかった」
お兄ちゃんに抱き締められていると眠くなってくる。
中「眠れそうか?」
藍「ん」
中「おやすみ」
藍「おや、すみ」
お兄ちゃんの手が心地よくていつのまにか眠っていた。