黒ラノ

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• 先生シリーズ

真は瀬戸と原に練習してろ！と伝えると私の腕を引いた。

○○「え…ええ！？」

何処へ行くんだ？真に尋ねてみるが返事はない。
しばらく歩いた所で真は足を止めた。

○○「真？」

真は私の少し長い髪に触れた。"髪の長い子が好き"と聞いたので高校で髪を伸ばし始めたのだ。

花宮「髪…長い。切れ」

は？意味分からん。しかし真は私を美容院まで連れて行く。

なんだかんだで髪を切られてしまった。少し長めの髪は少し短めの髪に変わった。

○○「これじゃあ、中学の時と一緒じゃん」

そんな言葉に真が耳を傾けるわけがない。

花宮「次は…」

○○「まだどっか行くの？」

真は私の問いかけには全く答えない。幼なじみながらこの男の考えは理解出来そうもない。

花宮「これを着ろ」

入った服屋で真が適当に服を選んだ。

○○「なんで？」

花宮「早くしろ」

仕方なく着てみる。地味にいいセンスしてる