小説 個室
篭があがり出されると
そのまま違う部屋に連れていかれる
そこは小さな部屋でベッドとソファーと
テーブルだけが置いてある
そこで待っていたのは私を買った男
「やぁ」
ドアが閉まり2人になると仮面を外した
「私はフィリップ・ホース
他の貴族達のようにはしたない真似は
しないから安心したまえ」
ドアに身体をつけて出来るだけ身体を丸め
見られないように隠す
「取り敢えずこれを」
渡されたのはワンピース
「いつまでも裸は良くない」
優しいふりかもしれないし
死んだあの男のようにするかもしれない
そうは思ったけれど
裸でいるのはもう嫌だったので
素直に袖を通した
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嫌な事が昨日夕方から続いてて
なんか感情がぐちゃぐちゃで落ち着かなくて更新しないつもりだったんだけど
皆様のコメポチが凄く嬉しいので…
ちょっと裏シーンは先伸ばしですが
ふわふわぱりん。 そんな心の本の虫。 文字をむしゃむしゃ音をぱくぱく。