no title
「冬島さん、ごめんなさい」
教室を出るといきなり雨宮さんに謝られる
「……気にしなくて…いいです……
…事故みたいな、ものなので………」
雨宮さんが頭を上げて私を見てくる
「……少し、したら家庭科室に…行きますんで………」
「わかった。待ってるね!」
雨宮さんがいったのを確認してため息を付く
頭の中で色々考えが回る
それは、ポジティブがなくて、ネガティブだけで……
とりあえず、家庭科室にゆっくり歩き始める
なんで、もう少し早くに言わなかったのかな……
乾君は聞いてくれたら、なんて言ったんだろ…
何で、ちゃんといってから来なかったんだろ……
気持ちを言って答えをもらわなきゃいけないのに………
次々と後悔がでてくる……
なんでだろ、どうしてだろう………
今までで一番悔しい……
「冬島さん⁈」
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...