夕方
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「終わったー」
真夏の日が少し傾き始めた時間にレイが大声を出す
「お疲れさん」
「いいよなー、一葉は本読んでただけだもんなー」
「ただ読んでただけじゃないし」
「読んでただけじゃん、全然動かないしよー」
「うるさいな、この本記憶に関する本なの」
私が今手にしてる分厚い本は『脳と記憶』という題名の本
幽霊に適応されるかどうかはわからないけど一応読んでた
「ふーん、俺のために働いてくれたってことか!」
「私のためだから
あんたがいなくなればせいせいするし」
「つれないこというなよー」
「で、そっちは?」
「大まかな情報しかダメだなー
一応調べたけど事細かくは書いてないのばっか」
「わかった、じゃ外で出来て」
コーヒー男爵
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...