玉ねぎ
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買い物を済ませて帰ってくるとレイはまだ、空中を自由に駆け回ってた
「お、帰ってきた!」
きっと、このテンションのままずっといたのだろう
「今から作るから待ってて」
手を洗って料理をするのに取り掛かる
ひき肉に合わせるための玉ねぎをきる
玉ねぎを切るサクッサクッと音と共にいろんなことを思い出す
昔は玉ねぎが目に滲みてすごい痛かった
そういう時はお母さんに切って貰ってたな
でも、切りたくて頑張るけどまたダメで……
だけど、お父さんには私が作ったって自慢して……
「一葉、泣いてんの?」
思い出が1つ出る度涙が出てくる
コーヒー男爵
自己紹介 恋愛小説を書くのを今は主体としてやってます フォロバ率は100% 気軽に絡んでください。 (小説の感想とかポチとかでよろこびま...