7ー6
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「…私ね、明日引っ越すの」
「…は?」
「先生には、秘密にしてもらってるんだけどね」
「冗談…だろ」
ふるふると首を横に振る。
「本当…東京に行くの」
「なんでみんなに言わないんだよ!?」
「…苦しいから。ただの私のワガママ」
「じゃあ、なんで俺に…っ」
その質問には答えず、私はどこか遠いところへ視線を彷徨わせた。
「引越して来た日、1番最初に話しかけてくれたの、永和だったよね」
Nami☆
恋愛小説書いてます! よかったら、1話だけでも読んでいってください♪ アカウントは5月31日に消します、今までありがとうございました!!...