あの頃のまま。27
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「二人ともかっこよかったねー!」
あたしの隣ではしゃぐせり。
「ねぇ、莉佳もそう思ったでしょ?」
「うんっ。ほんとにかっこよかった…」
でも、あたしは修より哀斗の事ばっかり見てた。
「まぁ、莉佳は黒木くんしか見てないか!」
「そういうせりも修だけ見てたくせにー」
あたしがそう言い返すと、黙って赤くなるせり。
ほんとに恋する乙女だなぁ!
ドンッ
「あ、すみませ…」
あたしは人にぶつかってしまった。
「あっ…」
あたしの目の前にいたのは、哀斗たちのマネージャー。
そう、原 花怜ちゃん…だったっけな?
「あの…」
花怜ちゃんが口を開いた。
「哀斗先輩とどんな関係か知りませんが、哀斗先輩のこと取らないで下さい」
…は?
彼女が言い出したことにあたしは固まる。
一体、彼女は何者なの?
みう
たまに更新します🙌 ※ペア画の受付は現在しておりません 恋愛小説書いています。 まだまだ下手ですが、読んでいただけたら光栄です。 あの...