あの頃のまま。38
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修side
「青崎ーっ、向こうの方が花火よく見えるぜー?」
「ああ、すぐ行くっ」
俺はクラスメイトの遠藤に返事をする。
ったく…
毎年、嫌なくらいの人混みだなっ
えーっと…
遠藤たちどっちに行ったっけな?
「青崎ー、遅ぇよ」
「こっちこっちー!」
俺を手招きする遠藤。
「おおっ、ここいいな!」
「だろー!?」
「言っとくけど、俺がこの穴場見つけたんだからな?」
遠藤の話を遮るように佐々木が言ってきた。
こいつらといても楽しいけど、莉佳たちと行きたかったとも思う俺がいる。
莉佳、結局、何してんだろ…
哀斗も来てんのかな?
「修!次は大きいぞ!」
佐々木の声に空を見上げようとしたとき…
「え…」
人混みの向こうに莉佳を抱きしめた哀斗がいた…
何で…
みう
たまに更新します🙌 ※ペア画の受付は現在しておりません 恋愛小説書いています。 まだまだ下手ですが、読んでいただけたら光栄です。 あの...