no title
優花side
そんな事があったんだ…
茉奈ちゃんはふられちゃったのか…
茉「恋しないって決めてたらしいけど実は恋してたって事かもね」
…そうなんだ、きっと誰かに…
茉「彼曰く雨の日の女の子って言ってたけどねぇ」
優「…え?」
雨の日…?あの日も雨だった…
茉「随分強く言っちゃったみたいよ。未だに凄い心残りだってさ」
え…それって…
優「雨の日…」
茉「…悔しいなぁ!!…優花、行っておいで」
そう言うと茉奈ちゃんはわたしの背中を押した。
彼女の目が薄っすらと光っている。
わたしはその場を後にした。
しかし私はとぼとぼと歩いた。
大っ嫌いだなんて言っちゃった…
本当は好きなのになぁ…
私の目も薄っすらと液体が溜まる。
優「奏也…ごめんね…」
外にいる生徒の声が遠くの方で聞こえる。
空は赤く染まっていた。
どうも、へなちょこぼーるです!小説書いてます! よろしくお願いします! 10月といえばハロウィン!お菓子ほしいなー。 無断フォローあるか...