no title
彼の髪がふわっと揺れる。
そう、私はこいつの眼鏡を取って見せた。
奈「へへーん、私の勝ちね!」
この変な丸眼鏡、何でかけてるのかしら。
彼が振り向くと、私はびっくりした。
一「…眼鏡を返して下さい、全然見えない。」
え…。
奈「…」
うわ、マンガチックだけど、
雰囲気ガラッと変わる人って、いるんだ。
一「どこだ、ぼやっとして全く見えないな。」
ふらふらと、寄ってくるもさ男。
でも眼鏡をとると全くの別人ね。
突然、眼鏡を取った私の手をがしっと掴まれる。
奈「わ!…ちょっと!返すから!」
髪がまた揺れる。
一「はぁ、全く人の弱い所突いてきますね。」
あなたも…今さっき突いてきたくせに…。
奈「…ごめんなさいね!」
イケメンだったとは、見ず知らず。
まあ、性格もさけりゃ救いようないけど…。
帰りの電車でも、手を握られた感触がずっと残っている。
どうも、へなちょこぼーるです!小説書いてます! よろしくお願いします! 10月といえばハロウィン!お菓子ほしいなー。 無断フォローあるか...