7話②
「わ〜きれい!」
少しせり出した崖の上にベンチが置いてあって…東京の灯りが星みたいに輝いてる。
涼介さんが、座ろ?ってベンチを軽く叩いて。
『それで…話なんだけど』
「うん」
『俺、涼華さんが好き。』
「うん…え?」
とっさに涼介さんの顔を見た。
『最初は涼華さんのこと、申し訳ないことした子って思ってた。でも涼華さんと一緒にいるうちに、ふとした時に涼華さんのこと考えてる自分がいて、今何してるかなとか、この服似合いそうだなとか…』
それから涼介さんは、だから…って呟いた。
「ふーん、私のこと申し訳ないことした子なんて思ってたんだ」
『え、だからそれは最初だけで』
「ふふっ分かってるよ〜」
『…俺は真面目に言ってるのに。』
涼介さんが膨れてそっぽを向く。
月明かりに、整った横顔と紅く染まった頬が照らされて…やっぱり綺麗だなぁ
私は、涼介さんの手に自分の手を重ねた。
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