黒ラノ
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「タイガ、何部に入るの?」
火「バスケ部だ。」
「へぇ、そんなとこも相変わらずだね。」
火「まあな。
お前はどうなんだよ。」
「タイガが入部するなら、マネージャーやろうかな…。」
火「マネージャー?」
「うん。
…中学の頃、マネージャーだったし。」
火「意外だな…。」
「そう??」
火「じゃ、放課後行くか。」
「あ、ごめん。
今日は無理なんだ。」
火「まさか、また『目』か?」
「うん。
こっちに戻っても通ってるの。」
火「なんかお前、吹っ切れたような顔してんな。」
「そだよ?
もう、吹っ切れた。」
大丈夫、そういう意味を込めて私は笑った。
火「…変わったな。」
「?
何か言った?」
火「なんでもねぇよ。」
「そっか。
じゃあまた明日!タイガ!」
火「おう。」
゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*. 代表作(合計604作) *黒子のバスケ 《モノクロ*カラフル -second season-》 ...