黒ラノ
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半年後、桜咲く季節。
私と彼女との勧誘で集まった新入部員は20名。
女バスの存続及び試合には充分な人数だった。
先輩が守りたかった、女バスを守れた。
ー…先輩、私、やりましたよ。
「こんにちはー。」
開けた扉の先に、彼ら男バスが練習をしていた。
赤「待ってたよ。」
緑「遅いのだよ。」
紫「お腹すいたー。」
青「早くやろーぜ!」
黄「はじめましてッス!!」
「…誰?」
赤「黄瀬涼太。
新たな部員だよ。」
「へぇー。
よろしくね、黄瀬。」
黄「よろしくッス!」
桃「こんにちは!」
「あ、どうも。」
桃「頑張ってね!」
「勿論!
男子なんかに負けないんだから!」
赤「ほぅ…。言うね。」
「最初は誰からやる?」
私の言葉に、ほとんどがやる気に満ちた顔をする。
ー…やっぱり、バスケっていいな。
゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*. 代表作(合計604作) *黒子のバスケ 《モノクロ*カラフル -second season-》 ...