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茶野「真ちゃん?!」

 慌てて隣の家を見るけれど、真ちゃんは出てこない。

緑間『起きているのなら十分後に家の前にいろ。一分も待たないからな』

 真ちゃんはそれだけを告げて、他のみんなのメッセージに呑まれていった。けれど、他の誰よりも私の胸を熱くさせたのは真ちゃんだった。


茶野「……やっぱり私、真ちゃんが好きなんだなぁ」


 夢見が悪かった。けれど、その原因はどう考えても真ちゃんだった。

 真ちゃんが好きだから、
 失いたくないから、
 側にいて欲しいから、

 あの時、あんなに悲しかった。

茶野「夢だとしても、はっきり言わなきゃ」

 そう決意して、私は本当に一分も待たない真ちゃんを逃がさない為に支度へと行動に移した。

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